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代表挨拶

ORLIB株式会社 代表取締役

佐藤 正春

Masaharu Sato

新型電池の開発と事業化を目指しています。電池技術というとリチウムイオン電池が有名ですが、これは30年以上前に開発され、現在まで世界中で技術開発が活発に行われ続けているもの。リチウムイオン電池の技術においては限界まで追い込んでいる状態で、iPnone用の電池や一部のEV向け電池がこれに当たります。

当社のアプローチはリチウムイオン電池とは別のプラス極、マイナス極で電気を貯める化学反応を起こす活物質を新しいものにするという試みです。キーワードは「多電子反応」で、電子が1つではなく2~3つ反応してくれるから電気がたくさん貯まる。それができる材料を開発しています。これは、リチウムイオン電池で実現している高エネルギーを一瞬で超えるような新しい技術開発なのです。

佐藤 正春
佐藤 正春

当社では、プラス極の活物質とマイナス極の活物質という2つの技術を有しており、この技術の組み合わせ方により、多様な高エネルギーの電池が作れます。

代表例が2つあります。1つ目はマイナス極にシリコンを使うことで、従来品の1.7~2倍のエネルギーを溜めることができる電池です。小型のものは技術的に完成していて、量産化を模索しています。まずは委託生産から始め、市場で受け入れられれば、投資家を募ったりライセンス事業展開も考えられるでしょう。

用途としては、ドローン事業者が行うインフラ検査でのニーズがあります。日本ではトンネルや橋は5年ごとの検査が義務付けられていますが、それらは道路公団とJRだけで国内30万ヵ所もあります。そこでドローンによる検査技術が開発されましたが、現行の電池では飛行時間が20分しかなく、現場まで5分とすると往復で10分、余裕を5分見ると、検査できるのは5分だけです。それが、2倍の高エネルギー電池なら25分検査できるわけです。これは実証実験にも成功しており、事業化が今後の課題となっています。​​​​​​​

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会社名

ORLIB株式会社

設立

2020年5月15日

所在地

本社 東京都文京区本郷5-24-1
​​​​​​​実験室 神奈川県横浜市中区錦町12、Yokohama Hardtech Hub

代表

佐藤 正春

会社法人等番号

0100-01-209726

電話番号

Access

アクセス

神奈川県横浜市中区錦町12